メダカ

メダカは確か水温20℃以上日照時間10数時間を超すようになると卵を産み始めるという。産まれた卵は2か月で成魚となり、卵を産み始めるのだから、夏から秋にかけて猛烈に繁殖する。

今年の冬我がビオトープでは毒物が小川から流れ込んだらしく、メダカがフラフラ死し、ほとんど全滅状態になってしまった。これまで取水口が塞がれ大量死したことはあったが、それでも水溜りの残っていた所には多少の生き残りが居たので、その年はすぐ復活した。

今年はどうしたもんか?思案に暮れていたところ、以前に水路脇に小さな池を作って置いた所があり、水路とは腕の太さほどのパイプで繋いであったが、もしかしたら?と思ってアミでごそごそやってみたところ、居た居た!10数匹、今年は彼らに期待するしかない、と覚悟を決めた。とは云うものの、3月頃水路に戻して置いた彼らでしたが、4月になってもメダカ達の影は見当たらず少し心配でした。

ところが、5月の中旬頃でしたか 針子(メダカの幼魚) の群れを発見!しかも数か所で!こうなったら安心だ、増え方はすごい!今では例年通り、近づけば波音立てて泳ぎ回っています。メダカは旧豊岡村(現・磐田市、当地からは東へ10キロ程)の水路で捕獲してきたもので、ごく普通のメダカです。

メダカは益々増え続けて、夏休みには都会に住む子らもやって来て賑やかになりそうです。