一般社会と教育

私は永年生きて来て今昔の違いに驚かされることがある。その一つに大相撲力士のインタビューである。昭和の終り頃までだったろうか、それまでの力士のインタビューはアナウンサーが一方的にしゃべるだけで、力士は恥しそうにただ あ、う、などとワケのわからぬ、マトモな言葉を発していなかったような感じだった。しかし、最近の力士は違う。ハッキリとした言葉で積極的に応対している。このことは相撲界に限らず一般社会にも言えそう、私は昭和33年4月高校入学したばかりの頃校長の個人面接をするということでびくびくしていた。8クラス中私のクラスは4組、1組から始まったが、数日して中止する! と知らせがあり、ほっとした思い出がある。これは私個人だけの問題だったかも知れないが、ただ 不言実行 が、その頃幼少教育或いは遠州地方独特の一般社会的底流としてあり、知らず知らずに身についていたのかも?この中止理由は明かされていなかったが、私の察するに力士のインタビューと同様の様なことで、校長もヘキヘキして!が本当のところだろう。 

不言実行の美徳を植え付けられた時代から有言実行へ、最初の東京オリンピック以降の頃からだろうか? 日本も日本人も大きく変わった! 身長も寿命も伸びて 今年60のおじいさん〜 の歌の文句も誠に可笑しく思える時代に突入している。教育の影響力や一般社会的通念の影響力は測りしえないものを感じている。それには学校の教育制度やマスコミの影響が大きく、その上に政治がかかわり、日本の国の行く末を左右する。

これからの日本人は選挙を大事にする国民にならなければ行けない。政治家を淘汰出来るのは選挙であるからだ。選挙投票の価値観を高める学校教育やマス・メディアから国民へのメッセージが重要な役目になろう!/p>

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