新党の出現

2022年の参議院選挙は6月22日告示に始まり7月10日投票で終了した。私は今回投票に行かない予定にしていたが、何気なくユーチューブで参政党の演説を聞いて覚醒!すごい政党・政治家が現れ,「日本の政治が変わる」兆候を確信した。

戦後の日本はGHQの下では無論のこと、それ以降も米国の顔色を伺いながら政治をやってきたのは間違いない。また経済発展は成し遂げたものの、米国依存ゆえの成果であったことは否めない。しかし、近年は中国への経済依存が増して来ている。我々の日頃使用したり、消費するものの中に中国製の表示されたものが多いこと!国内製造業者は大丈夫か?と心配になってくる程だ。今やそんな米中の狭間に置かれた日本を心配する日本人がたくさんいることは、今の政治家は当然気付いているとは思うが、政権与党も野党も経済団体や宗教団体などの支持母体があり身動きできない、というのが実情であろう。

そんな中に現れた参政党は団体・組織とは無縁の党員を集め、情報を共有した上で合議制にするという、いわゆる民主主義的組織運営をする、という。党員も選挙期間中毎日数千人規模の入党者があり、投票日までには9万人近くになったそうであるが、今後も増え続けるであろう。入党者は、政治に素人はむろん高校、大学生の入党者もあるという。月千円の党費も数が集まれば結構な額になる。党運営費にも不足はなかろう!?停滞した政界を打破してもらいたいものであるが、殊に地方の活性化方策には賛同する。戦後の国民の食生活の変動が国土を荒れ放題にしたからだ。これも政治と関係しているはず。政治の無策ゆえのなれの果て?!の休耕田にソーラーパネル設置はいかがなものか?自然災害、食料自給率問題、地方再生等々みな関係してくる。国民の食生活を変えるだけで様々なそれらの問題解決にもなるという。例えば、学校給食を米飯に定めるだけでも!休耕田の復活にもなる。しがらみのない参政党にはそれが可能だ、という。

ただ、参政党のリーダーは44歳と未だ若い。しかし、しっかりした哲学(愛国心)を持ち、外国語(英語)にも日本の歴史にも精通しているようであり、弁舌も実直そうで上手い、政治家としては十分の人格者と思う。今回たったⅠ議席だったが、今後、参政党は大きく飛躍する可能性を持っている。田中角栄氏は金権政治だったが、参政党の彼は徹底的な民主主義政治を貫く組織運営で民衆は大いに魅了されるであろう!? 多々困難な事にも出会うだろうが、期待してやまない!