マコモ と マコモダケ

ビオトープを造り始めて、大方の骨格とした水路が出来上がった頃、取水する小川の水質浄化の為、マコモをネットで一本買って植えた。その時の苗は細く頼りなさそうに見えたが、みるみる成長し10月始めごろには根元付近が白く膨らんでタケノコのようなものが出来た。それがマコモダケであると!調べて初めて知った。マコモダケは中華料理では高級食材とのこと、栄養価も高く国内各地で  村おこし 町おこし などにマコモ栽培を利用している村や町がある、とのことであった。また、マコモサミット が有ることも! こうした産地が互いに連携しあって栽培や販売技術を高めて行こうと始まったことのようです。

ビオトープは数年でマコモだらけとなってしまい、私も栽培方法や販売方法などを書いた参考書を買って座右に置き時々目を通している。ほとんど何もしないのが私流であるが、ただマコモタケの収穫1ヶ月前辺りからマコモの根元周りに出来る枯れ葉の除去作業だけは毎年おこなっている。少しキツイ作業ではあるが、楽しみな面もある。この頃すでにマコモダケがデキているものも発見出来るから、まるで 宝さがし しているようでもあるからだ!また、この時期のマコモダケは柔らかくいちだんと美味しい。本格的な収穫時期は10月1日前後10日間、10月下旬頃には大きくなり過ぎ、かつ中味は黒穂菌に覆われ味が落ちてしまう。当初は友人、知人などに無料で配布していたが、あまりにも一度に採れるので、一部は野菜販売所にて扱って貰うようにしている。収穫期間が短期間のため 村や町おこし の人達もこの点が悩まれることと思う。マコモは他に葉を利用する方法もあるが、私は今のところ何もしていない。