オケラを飼ってる!?

ビオトープには様々な生き物がいます。作り始めた時に居たのに、最近見なくなった、或いは少なくなった生き物、どうしてだろう?とヨクヨク考えたところ、どうも鳥たちのせいだろう!近くにはまだまだ田んぼや畑もあるが、最近の農業は農薬を多く使うので、ほとんど田んぼに生き物がいない。それで飢えたアオサギやアイガモなどが、こんなビオトープまでやって来て、ゲンゴロウやヤゴなど動きの遅い様な生き物を食べ尽くしてしまったのだろう?トカゲも居たけど最近見ないね!ザリガニの食べ残された死骸はよく見るが、ザリガニの繫殖力はそれ以上に凄いからだろう。メダカも同様の上小さくて速い。だから生き残れる!

土を掘るとオケラが居る。ほとんど土の中で生活しているので鳥たちに食べられる心配はない。子供の頃オケラを手にして遊んだ思い出がある。「誰々さんの○○の大きさ教えて!」と云うとオケラが前足を広げたり窄めたりするので、それを見て子供どおしでゲラゲラ笑ったものである。オケラも土の中で生活する生き物でも農薬には勝てないであろう!?絶滅危惧種ではないだろうが、一般的には中々お目に掛かれない生き物になっているかも。それでオケラをネットで調べたら、ペットとして飼育している方が居られることを知り驚いた!飼育器まで販売されているとは!田舎育ちの私でもこの発想は思いつかなかった。周りにもそういう輩は居なかった。今メダカがブームになっているようであるが、私の子供の頃のメダカは魚すくいに出かけても、メダカは魚のうちに入れず捨てて帰ったものである。最近、生き物の価値の変遷には驚かされることが多い。タガメやイモリが網に入ると気持ち悪がって急いで捨てたものである。今、どこへ行けば見れるかな?