郷土史

遠州の松井氏

天竜川の畔にある二俣城は松平(徳川)信康切腹で有名であるが、その昔1500年代、桶狭間で今川と共に討死にした松井氏の居城でもあった。  今川義元の死後、氏親の時代になると、急速に今川の勢力は衰えるとともに、松井氏も同様精彩を失い、しかも一族は徳川、武田へと分散化が進み、一族としての勢力を完全に失ってしまった、と推定される。色々な文献によれば、遠州の松井氏は清和源氏の流れを持ち、由緒ある系統とある。しかし、これらに関連する話はグーグルを検索すれば、あれこれ掲載されているようなので、ここでは割愛する。 数年前のNHK大河ドラマ 「おんな城主直虎」 の中で活躍した 瀬戸の方久 は元来 松井一族であっ...
ビオトープ

ビオトープ ひいけ KANKYO

先祖伝来の休耕田を利用してビオトープを作ろう、と思い始めて2022年2月で9年になりました。本来ビオトープは在来種のみで外来種は排除すべし!などとありますが、当該地には既に根付いていた 黄菖蒲 ザリガニ には今更排除仕切れず、当初より許容しようと考えております。ザリガニは子供達に大変人気がある小動物でもあります。黄菖蒲も私の子供の頃は当地域では見られない植物でしたが、今回これを始めて目にしたものです。日本古来のガマを押しのけてしまう程の強そうな植物ですね。ビオトープの広さは 約800平米(約240坪) 南北に長い長方形で小川に沿っています。小川といっても現在は3面舗装の下水道の様なものですが・...
時事

時事

この頃思うこと究極的にはまあ、正気に戻れば、人の命より大事なものはあるまい、となろう。ある政治家は 国民の 生命・財産(領土を含む) を護る と叫ぶが、まあ その通りだろう!でも財産よりは命が大事だ、よね! 最近の日本人は 平和ボケ?今、世相は大戦争にも発展しかねない状況下に面している。国として我々国民一人ひとりの命を守るためにはどうすべきか 政府に要求すべきことは何か等 平和ボケから脱却し、そろそろ心構えだけでもしっかり準備しておく時期に来ているかもしれない、ね!経済力を武器にして、これまでは、おかしな隣国、異常な隣国などと笑い飛ばし、軽くイナシて来た傾向にあった、やに思うが、現実に武力行使...
ビオトープ

司馬遼太郎

印象に残った司馬作品私は還暦を過ぎた頃、一人暮らしの父が老人施設に入ってしまって、実家は誰も居なくなり留守番代わりに、私が実家の母屋(明治維新の頃建てたという)を事務所として使用していた。仕事の合間に、兄たちが自宅に置けなく持ち込んだ書籍類などが沢山あったので、そんな物を整理していたら「花神」という本が目に入り、読み始めたら止まらなくなった。大村益次郎が主人公、それが司馬遼太郎を読む切っ掛けとなった。司馬遼太郎の本はこれしか無かったので、それからは、家から近い浜松市天竜図書館にある司馬遼太郎の本を次から次へ借りに行く日が続いた。読んでいった順序は忘れたが、 竜馬がゆく  関ケ原    功名が辻...
随筆

猪鼻湖

浜名湖の最も北の端にある猪鼻湖へ 佐久米から都筑を拔けて大崎の海岸沿いを走る。大きなリゾートマンションなどが出来ていて、すっかり観光地化が進んでいるようだ。猪鼻湖は周囲12キロ程で浜名湖の一部、従って汽水湖である。私が幼い頃家族皆んなで来たことがあるが、その時は橋はなく渡し舟であった。2度目は高校2年生の時、三ケ日から通っていた友人の家に遊びに行った時、彼の親せきが尾奈駅近くにあり、和船を持っていて、それを借りて釣りをした。彼は和船を上手に漕ぎ、私もやらせてもらったがちっとも前に進まなかった。彼の漕ぐ和船と私は泳いで競争してみたが、みるみる離されてしまった。和船の偉大さを知った次第!その時まだ...
俳句

吊るし柿

私は約十年間 天為 という俳句結社に所属し、毎月五句を俳句誌に送り続けた。投稿した五句の中3句載れば、私の中では良い方であり、ほとんどが2句が多かった。それで一度だけ五句載りがあった。それが 吊るし柿 の句である。この句は師の講評句ともなった。陶工のこだはる色や吊るし柿 好延益子焼わら葺屋根の蔦紅葉紅葉照るわら葺屋根へ登り窯明治生れなほここに在り里の柿百舌鳥鳴くや明治生まれの皴の数DSC_0024芸術家は完全な美を求めて懸命な努力をする。陶芸家ももちろんその例外ではない。柿の実の色は実に美しい、特に夕日を受けて輝くとき。それがつるし柿となるとまた違った美しさである。柿右衛門が陶器に柿の色を出そ...